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INTRODUCTIONイントロダクション
シリーズの始まりは、2023 年。「モーニング」(講談社)で1988~96 年に連載された、累計発行部数 3200 万部(紙・電子)を突破する大ヒットコミック「沈黙の艦隊」(かわぐちかいじ作)を、大沢たかおを主演/プロデューサーに迎えて Amazon MGM スタジオが実写映画化。2024年にはドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が配信され、Amazon MGMスタジオが日本で手掛けた作品の中で、歴代一位の国内視聴数を記録しました(※)。
その壮大なテーマ性とスケール感から実写化不可能と謳われていた原作を、『キングダム』や『ゴールデンカムイ』などヒットシリーズを数多く手がけるクレデウスが制作、『ハケンアニメ!』(2022 年)で日本アカデミー賞・優秀監督賞をはじめ数々の映画賞受賞を果たした吉野耕平が監督を務め、見事に映像化。日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指の VFX 技術を融合させ、臨場感溢れる映像体験を実現。「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯な問題提起が、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスに乗せてストーリー展開される、唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品として大きな話題となりました。そしてファン待望となる映画第二作目は極寒の氷の世界・北極海を舞台に、激しい魚雷戦を繰り広げます。さらに地上では〈やまと〉支持を表明する竹上首相を中心に衆議院解散総選挙が行われ、緊迫の政治戦が展開。原作随一のバトルシーンをさらなるスケールで描き出す、第二章の始動にご期待ください。
※2025年3月時点。Amazon MGMスタジオが日本で手掛けた作品における配信後30日間以内の国内視聴数
STORYストーリー
冷たく深い北の海を、モーツァルトを響かせながら潜航する〈やまと〉。
〈大〉いなる平〈和〉と名づけられた原子力潜水艦は、
米第7艦隊を東京湾海戦で圧倒し、ニューヨークへ針路をとった。
アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡にさしかかったとき、背後に迫る一隻の潜水艦……
「核テロリスト〈やまと〉を撃沈せよ――」
それは、ベネット大統領が送り込んだ、
〈やまと〉の性能をはるかに上回るアメリカの最新鋭原潜であった。
時を同じくして、日本では衆議院解散総選挙が行われる。
〈やまと〉支持を表明する竹上首相は、残るも沈むも〈やまと〉と運命を共にすることとなる。
海江田四郎は、この航海最大の難局を制することができるのか。
オーロラの下、流氷が浮かぶ北極海で、戦いの幕が切って落とされる――